最近の情報

以下に載せる情報は,
【学内,学外向け】両方の方向けの情報になっています。

2026年度 大学院入試情報(2026年4月入学)

※出願方法や各種日程など,大学院人間科学研究科が公式に発表している最新の入試情報を必ずご覧下さい。

    →→→ 現在の研究指導テーマ

 修士課程2年制コース(社会人・外国学生含む)(専門科目,英語,口頭試問)
  出願:2025年7月15日(火)~22日(火)
  2次試験日:2025年10月4日(土)(1次試験は書類選考)
  説明会:2025年6月28日(土)13:00〜
  人間科学研究科臨床心理学領域では,各研究指導の説明会を行います。
  個別の研究室訪問は実施しておりません。ご質問等は,この説明会の中で承ります。
  受験希望者は,この説明会に「必ず」ご参加下さい。
  修士課程「臨床心理学研究領域(2年制)」の説明会の案内は,以下のリンクをご覧下さい。
    →→→ (pdf)修士課程2年制・1年制 臨床心理学研究領域説明会
  この説明会への参加希望は事前に必ず電子メールにて直接その旨をご連絡下さい(simac(at)waseda.jp)。
  確認後,返信します。
  詳しくは,大学院人間科学研究科ウェブページにてご確認下さい。
  本コースは,国家資格「公認心理師」カリキュラムに対応しています。また,臨床心理士第1種指定校のコースです。
  修了時に,公認心理師試験,臨床心理士試験の受験資格が取得できます。
  時間割コマ授業以外にも,大学心理相談室や,病院,学校等の学外施設での心理臨床実習が課されます。
  認知行動療法や行動療法,ACTその周辺領域の心理臨床家,研究者を目指します。
  教育分野,司法・犯罪分野,保健医療分野,産業・労働分野,福祉分野のテーマを扱っています。
  大学が公式に発表している入試情報をよくご覧下さい。
  2025年度,研究室には12名が在籍しています。

 博士後期課程(社会人・外国学生含む)(英語,口頭試問)
  出願:2025年7月15日(火)~22日(火)
  2次試験日:2025年9月12日(金)(1次試験は書類選考)
  認知行動療法や行動療法,ACTその周辺領域の研究者,心理臨床家を目指します。
  受験希望者は必ず研究室訪問の連絡を電子メールにて直接取るようにして下さい。
  大学が公式に発表している入試情報をよくご覧下さい。
  2025年度,研究室には4名が在籍しています。

 修士課程2年制コース(内部選抜)(口頭試問)
  出願:2025年5月1日(木)~8日(木)
  2次試験日:2025年6月14日(土)(1次試験は書類選考)
  早稲田大学人間科学部在籍生のみが受験できます。
  大学が公式に発表している入試情報をよくご覧下さい。

 博士後期課程(内部推薦入試)(口頭試問)
  出願:夏季)2025年7月15日(火)~22日(火)
     冬季)2025年12月11日(木)~15日(月)
  試験日:夏季)2025年9月27日(土)
      冬季)2026年1月24日(土)
  早稲田大学人間科学研究科修士課程在籍生のみが受験できます。
  大学が公式に発表している入試情報をよくご覧下さい。
  2025年度,研究室には4名が在籍しています。

 大学院科目等履修生(書類審査,口頭試問)
  出願:2026年1月26日(月)〜1月30日(金)
  試験日:2025年3月7日(土)
  大学が公式に発表している入試情報をよくご覧下さい。
  2025年度,研究室には在籍者はおりません。

 人間総合研究センター招聘研究員(書類審査)
  選考は随時行っています。
  博士学位を所持している方,およびそれに準ずる方が,さらに研究を進めるためのポジションです。
  随時募集しておりますので,お問い合わせ下さい。
  2025年度,研究室には10名が在籍しています。

イベント・学会情報等

第11回世界認知行動療法会議(WCCBT)(アメリカサンフランシスコ)
 2026年6月24日(水)~28日(日)
  世界の認知行動療法家が集合します(WCCBT:世界認知行動療法学会)

第9回アジア認知行動療法会議(ACBTC)(東京都赤坂:国際医療福祉大学)
 2027年8月19日(木)~22日(日)
  アジアをはじめ世界の認知行動療法家が集合します。
  (ACBTA:アジア認知行動療法学会)

日本認知・行動療法学会第51回大会(大阪府大阪市:大阪国際会議場)
 2025年8月22日(金)~ 8月24日(日)
  日本認知・行動療法学会の年次大会・研修会です(学会ウェブページ)。

日本ストレスマネジメント学会第23回学術大会・研修会愛知県名古屋市:ウインクあいち)
 2025年6月7日(土)~6月8日(日)
  日本ストレスマネジメント学会の年次総会です(学会ウェブページ)。

現在の研究指導テーマ

 臨床心理学におけるさまざまな問題に対して,(認知)行動論的アプローチを用いて研究と心理臨床実践を行う。特に,不安,抑うつ,怒り,心理的ストレス,学校不適応,職場不適応,心身症,発達障害などについて,行動療法,認知行動療法の観点から理解される症状や問題行動の理論モデルの検討,治療モデルの検討,症状や問題行動の形成と維持,治療に及ぼす個人差変数の検討などが主なテーマとなる。主な研究課題は,認知や行動の問題に起因すると考えられるさまざまな症状や不適応行動の改善,適応行動や健康行動の育成に関する行動療法や認知行動療法の基礎と応用である。

◆認知行動療法に基づいたストレスマネジメント研究
 ・小中学生に対する支援(個別単位,クラス単位,学校不適応)
 ・高校生に対する支援(学校単位,学校不適応)
 ・成人に対する支援(個別単位,職場不適応,心身疾患)

◆認知行動療法・行動療法の応用研究
 ・教育相談場面(スクールカウンセラー活動,特別支援教育等を含む)への応用
 ・子育て支援場面への応用
 ・犯罪処遇場面への応用

◆認知行動療法・行動療法の基礎研究
 ・うつ病,不安症,アディクション等の認知的バイアス(注意バイアス,解釈バイアス,記憶バイアス等)の基礎研究
 ・情動反応(不安,抑うつ,怒り等)コントロールの基礎研究

 認知行動療法をキーワードに,大学院生を中心として幅広いテーマに取り組んでいます。
 基礎研究,応用研究に取り組む者が身近にいてこそ,生まれるアイデアが多くなり,心理臨床場面に本当に役立つ研究ができると考えています。